復縁できたのに同じことの繰り返しをして、また元彼と別れてしまったというご相談も、実は少なくありません。
女性にはよくあることなのですが、復縁を「ゴール」にしてしまった可能性が高いんですよね。
一旦の目標という位置づけなら良いのですが、ゴールにしてしまうと、その先がなくなってしまいます。
よく聞く「結婚がゴール」という言葉と同じかもしれませんね。
せっかく復縁できたのですから、また元彼と別れて辛い想いをしないために、あなた自身の意識改革をしていきましょう。
目次
復縁後に同じことを繰り返してしまう原因と対策
復縁を目指していたとしても、心の中では不安が解消されていないことは多いはずです。
「同じことを繰り返して、また別れてしまったら…」
こんなことを思ってしまっていませんか?
別れ方が酷かったりすると、復縁自体に諦めモードになりやすいのですし、無意識に人は簡単に変われないという思いも存在します。
変われるか変われないかはその人次第の部分もありますが、再度失いたくないものに関しては必死になれるはずです。
少しでもその不安を解消できるように、復縁できたら同じことの繰り返しをしないためのポイントをご紹介しますね。
元彼が別れるきっかけとなった出来事をしない
元彼と別れることになったきっかけというのが、必ず何かしらはあります。
もちろん、復縁をする時には「悪かった部分を直す」という意識をしていると思います。
ですが、別れたいと思うきっかけというのは、一つだけと思い込んでいる方が結構いらっしゃるのですが、一つじゃないケースもあるんですよね。
別れたきっかけは、あくまでも「これ以上は無理だ」と思った起爆剤のようなものだったりしますので、復縁できた時には、やってほしくないことなどを徹底的に聞くようにしてください。
嫌なことをしないという認識は持っていても、話し合いの仕方によっては教えてもらえないこともあるので、簡単なようで実は難しかったりします。
いかに元彼があなたの欠点を話しやすい環境を作れるかが、重要なポイントになります。
元彼の感情と自分の感情と同じと考えない
あなたと元彼は、復縁したい側と復縁したくない側としての気持ちですから、同じ感情ではありません。
これは私自身が相談を聞いていて常に感じるのは、イジメの構図に近いこともあるんですよね。
すべてのケースに当てはまるわけではありませんが、あなたがイジメた側で元彼がイジメられた側の精神状態に近いこともあり、イジメられた側である元彼は簡単に気持ちの切り替えができないということです。
「原因はわからないけど、怒っていたから謝った」みたいな状態だった場合は、元彼からするとうわべだけの言葉になり、そんな女性とは一緒にいたくないという気持ちになってしまいます。
元彼の気持ちは、元彼自身でしか感情のコントロールはできませんから、感情のままに行動せず、元彼の心に変化が出るまで待ち続けましょう。
別れの原因を改善する方向で進んでいない
別れの原因は、浮気やケンカなどそれぞれ理由があると思います。
復縁するのであれば、もう同じことで別れることのないよう、大きな原因となったものを改善する努力をする必要があります。
あなたが一方的に問題行動を起こしていたのなら別ですが、元彼にも何らかの原因があるのであれば、しっかりと話し合って改善しなければいけません。
お互いの付き合い方を、別れる前と同じままでは、結局は同じことの繰り返しになってしまいますし、また別れてしまう可能性が高くなってしまいます。
もし、将来的に結婚なども考えているのであれば、価値観はどうしても変わってしまいますので、許せる範囲や許せない範囲などを見極めておくことも大切です。
元彼に依存しすぎない
これは客観的に見るとわかりやすいのですが、自分自身のことになるとわかりづらいのが元彼への依存心です。
あなた自身の中では、元彼への恋愛感情があるからと思っているのかもしれませんが、実は元彼に依存していたなんてこともあります。
この依存しているかどうかは気づきにくいのですが、一つの基準として「元彼がいなくても通常の自分が存在しているか」だと思います。
元彼と別れてショックな気持ちになるのは、仕方がないことだと思います。
それ以上に、仕事や普段の生活に支障が出てしまっているのなら、依存症の可能性も否定できないからです。
元彼に対して依存心が強い場合は、復縁がうまくいきにくくなりますので、元彼と自分をしっかり分けて物事を考えるようにしましょう。
もし、復縁できたとしても、元彼からしたらあなたの存在を重たく感じてしまうので、再度お別れすることに繋がってしまいますよ。
元彼に同情してもらった状態で復縁をしない
一度でも付き合った経験があると、相手に同情してしまう場合もあります。
私も経験があるのですが、好きとか嫌いとかではなく、「相手がかわいそう」と無意識に感じてしまうんですよね。
かわいそうと感じてしまうと、自分の意思がブレてしまうので、元彼と同情の気持ちで復縁してしまっても、長続きしづらいです。
お互いに無理して付き合うことになるので、苦痛さを感じてしまいますから、良い復縁とは言えません。
復縁する前に、元彼からあなたに同情してもらっている状態を作らないように注意しましょう。
同情で復縁したと元彼が気づいた時には、別れを決めたら戻る可能性はありませんので、同情ではなく愛情を感じる関係性を築けるように意識してくださいね。
常に自信がない自分を出してしまう
女性の場合、相手からの愛情を感じられないとどうしても不安な気持ちが強くなってしまいます。
不安な気持ちが強いばかりに、自分に自信をなくしてしまう方も多いんですよね。
ですが、自信がないことを表面に出してばかりいては、元彼と復縁できたとしても別れを意識してしまうので、同じことの繰り返しでしかありません。
追いかけられることで愛情確認をするのは、復縁したカップルに関してはマイナスになってしまいます。
自信がない状態では、相手に素直になれない傾向も強いので、本気で復縁した元彼と長続きさせたいのであれば、自信がない自分とはサヨナラして、今までと違う自分に生まれ変わりましょう。
復縁できたのなら、別れるという選択肢をなくす努力は必須
元彼と別れてから復縁するまでの期間が短いと、どうしてもお互いに気持ちの整理がうまくできていないこともあります。
縁があってお付き合いをし、別れても復縁できたのであれば、同じことの繰り返しにならないように別れの選択肢をなくす努力をしましょう。
すべてではありませんが、男性の場合は復縁したとしても、あなたの悪い部分を常にチェックしています。
プラスのチェックはとにかく厳しく、マイナスのチェックは甘いので、簡単にマイナス点を付けられてしまいます。
男性は簡単に自分を変えられない人が多いため、臨機応変に対応できる女性の方が、変わらない元彼に柔軟に対応できるはず。
復縁というのは、同じことを繰り返すことではなく、新しく出会い直すことでもあるので、元彼が好きだったあなたに戻るだけでも別れたいという気持ちはなくなっていきますよ。
最後に
別れてもまた復縁できるという気持ちを持っていると、復縁できずに終わってしまうことにも繋がります。
同じことの繰り返しにならないよう、気持ちの切り替えは大切ですが、別れと復縁を軽い気持ちで考えているのは危険です。
二人の明るい未来を真剣に考えていくのなら、お互いにしっかりと向き合っていく必要があります。
執着や同情など、恋愛感情と違う部分で依存していたりすると、馴れ合いな関係になってしまいますから、ラストチャンスとして真剣に考えるようにしましょうね。
元彼だけではなく、自分自身も大切にし、人として尊重し合えることができれば、辛さを乗り超えることができますよ。